納豆の出来るまで
素材も味も昔ながらをそのまま残す。それが信条です。
原点
昔は冬になると、皆どこの家でも造っていたわら納豆囲炉裏を囲み餅に載せてみんなで食べたあの美味しいわら納豆今ではすっかり姿を消してしまいました。
昔を想い、スーパーで餅と納豆を買い求め昔と同じように餅を焼き、納豆を載せて食べてみた・・・。
何か違う・・・。
あの昔の味はどこへ行ってしまったのだろう・・・。
方々訪ね歩き、やっと見つけた。昔のままの納豆を造っている人を・・・。
家に持ち帰り、早速食べてみました。
口に入れた途端に昔のままの味がそこにありました。
「うまい!」
それは評判通り、味も風味も抜群で、正真正銘の納豆本来の味でした。
「よし! この納豆を復活させよう!」
出発
本当の納豆を多くの人にも味わってもらいたい。このまま作る人がいなくなってしまえば、この味もなくなってしまう。造っている人だけのものであってはならない。大げさに言えば、古来日本人が培ってきたこのような伝統の味と文化を残すことは、この時代に生きている私たちの使命である、という想いからこの納豆の商品化を決意しました。
地元の無農薬栽培農家にお願いして家族が食す分の大豆を全て分けていただき、ゴミや欠け未成熟の豆をより分け、特等級の材料のみを用意し、藁も無農薬の米生産農家より1年分確保し試行錯誤の日々がはじまりました。
もともと、当社は精密機械の会社として約30年事業展開を行っておりましたので、細かい手作業や時間、温度の管理は得意でしたが、冬の農閉期を利用して作られていた食品を年間生産で変わらぬ味に仕上げる事は難しく、地元農家の方々や発酵技術の専門家等のご協力をいただきながら試行錯誤を繰り返しました。
原料大豆

●原料である大豆は、無農薬栽培の地元栃木の契約農家から直接購入しております。
稲わら

●つとに使う稲わらも全て無農薬・減農薬栽培のみを使用しております。
自信
ようやく自信を持って市場に出すことになったこの「天然わら納豆ふくふく」の全ては、家庭の健康と、美味しく楽しく笑顔で食卓を迎えたいと願って作り続けた、昔からの農家の人々の知恵と心意気をそのまま受け継ぐかたちで成り立っており、それがそのまま製品へのこだわりと自信になっております。この昔ながらの製法や素材・味のカタチを変えることなく、守りながらより多くの皆様に私が味わったあの感動をそのまま体験していただきたいと願っております。
老舗として代々続いたのれんは無くとも、日本人の多くが持ち続ける味への郷愁のようなものが「天然わら納豆ふくふく」ののれんであり、これからの食文化には不可欠なものと考えております。
わら納豆

●食の安全性を真剣に模索し出した時代に、本気になって取り組まなければならない事は時間をかけても本来の姿へのこだわりと、本物への追求を続けることだと考えます。
食卓

●ふくふくのブランドネームは食べた方みんなに懐かしく楽しい「至福の時」が訪れるようにという想いがこめられております。
製品の工程 洗浄・吸収

1.大豆を洗浄し、無処理の水(地下水)に浸して大豆に水分を吸収させます。
煮込み

2.鉄鍋で大豆の風味が逃げないように、長時間かけてじっくりと煮込みます。
加熱処理したわらつとに詰め込み

3.煮上がった大豆を冷めないうちに、加熱処理したわらつとに詰めます。
発酵

4.温度を管理したムロで天然の納豆菌が発芽して発酵します。
熟成

5.低温の熟成庫で味を落ち着かせ旨みを引き出します。
熟成の確認

6.1本1本丁寧に、大豆の仕込みから熟成の確認まで、約5日間の日数を要します。それゆえオートメーションでは出来ない味わいのある美味しさが生まれてくるのです。



